新興市場ドットコム |
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株式 |
実績公開金商あり |
期間契約ネット会員 |
新興市場ドットコムはジャスダック、マザース上場の新興市場の企業情報を掲載する株式投資の情報サイトです。 |
サイト名 | 新興市場ドットコム |
URL | https://www.venture-kabu.com/ |
会社名 | フィロソフィ・インベストメント株式会社 |
所在地 | 東京都江東区富岡1-6-6 TTRビル6F |
責任者 | 松下哲 |
TEL | 03-3643-3929 |
事業内容 | 投資助言業 |
金商 | 関東財務局長(金商)第2348号 |
加入協会 | 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
更新情報 記事ページをメンテナンスしました。 (2023年5月12日)
新興市場ドットコムの総合評価
新興市場ドットコムの総合評価は2.5点です(5点満点中)
評価の詳細については管理人の寸評をお読みください。
新興市場ドットコムの評価できる点
- 有料サービスの料金が安い(1,500円/月~)
- 推奨銘柄の騰落率を正しく表記している(但し2018年より更新が滞っています。)
- 新興市場に特化した投資顧問サイトである点(他社にない独自性があるということから)
- 日本投資顧問業協会に加入している。
新興市場ドットコムの評価できない点
- 更新が滞っているコンテンツが多い。
- 銘柄の提供が不定期(景気が悪い時は長期間提供されないことも?)
- フォローメールがほとんど配信されない。
投資顧問検証ナビの総合評価についてはこちらをお読みください
新興市場ドットコムの得意分野
- 中長期投資
- 新興市場銘柄
新興市場ドットコムの無料サービス
まぐまぐというメルマガ配信サービスを利用して、無料メルマガを配信しています。
ほぼ日刊で大引け後にその日の市場を振り返る内容のメルマガが配信されます。
内容を検証してみましたが、他の株情報サイト(例えばハロー株式など)のメルマガサービスと比較すると、どうしても内容に物足りなさを感じてしまいます。
正直言ってしまえば、どうしても登録すべきメルマガではないという感想です。
公式サイト内コンテンツ
- 参考銘柄情報
週間の参考銘柄、月間の参考銘柄を掲載(2018年5月以降更新なし) - 新規上場銘柄情報
IPO(新規上場)銘柄の上場スケジュール、事業概要を掲載。
- 株式投資のネタ
個別の投資銘柄選定の参考になるような情報を掲載。 - 業績見通し情報
好調な四半期業績が見込める銘柄の一覧などを掲載。 - その他の株式情報
その他、株式投資の参考になるような情報を掲載。
各コンテンツの更新頻度は非常に低く(数か月更新されないコンテンツも多いです)、株式投資の情報を得るサイトとして活用するのは厳しいといった印象を受けます。
新興市場ドットコムの有料会員向けサービス
投資情報提供会員は、あくまで投資判断のための材料(情報)を提供するのみのサービスとなっています。投資助言を受けたい人は投資助言会員に入会する必要があります。
投資情報提供会員
I会員専用ページにおいて新興市場を中心とした個別銘柄のニュースや業績見通し記事などを閲覧可能。
利用料:1,500円(税込み)/月
投資助言会員
- 銘柄数:10日~2週間ごとに1銘柄
- フォロー:行う場合あり(株価が上昇・下落し過ぎたと思われる場合など)
- 助言方法:メール
- 目標上昇率:設定せず。
- 対象(向いている投資スタンス):長期投資家
- 対象金融商品:日本株(新興市場株)
- その他:個別銘柄のニュースや業績見通し記事などの閲覧も可能。空売り推奨は行わない。
利用料:3,000円(税込み)/月
会員専用ページ
- アナリストが執筆
運用会社で新興市場株/小型株(時価総額の小さい銘柄)を調査/運用してきたアナリストが証券会社の立場ではなくバイサイド(株式を売買する運用会社)の立場から会社を評価。 - シンプルな記事
業績記事のポイントをシンプルにまとめています。 - ニッチ株を掲載
他の新聞や雑誌に掲載されない新興市場株、小型株(時価総額の小さい銘柄)を掲載。 - タイムリーな情報
業績発表、新聞記事、株価動向に合わせたタイムリーな情報提供。 - 索引機能
見たい銘柄を50音順、コード番号順にすぐに探すことが出来るインデックス(索引)機能。
最新の推奨実績
月間銘柄の騰落率は2018年1月以降、更新が滞っています。
代表者(助言者)のプロフィール
- 代表者、投資判断者、分析者、助言者:松下哲氏
1963年 大阪府岸和田市出身大阪府立大学経済学部卒業国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)新光証券(現みずほ証券)シオズミ・アセットマネジメントなどで20年以上、新興市場株のアナリストを勤める公益社団法人日本証券アナリスト協会 検定会員
引用:新興市場ドットコム公式サイト内「特定商取引法に基づく表示」
新興市場ドットコムに関連して調べられているワード
新興市場ドットコムの評判(評価)・口コミは?
例によって「新興市場ドットコム 評判(口コミ)」で検索すると、特定の銘柄選定ロボ以外の同業他社を誹謗中傷する口コミサイトが上位に表示されます。
そこでここでは比較的信憑性の高い口コミサイトから、新興市場ドットコムの評価をピックアップしました。
顧問料を考えたらこんなもんじゃないかな?ってレベルのところですかね。
ちゃんと利益が出せるのもあるし損失出すのもやっぱありますよ。あと、頻繁には売買指示のメールは来ませんね。
引用:株コミ「新興市場ドットコム」
いくつか投資顧問を試しましたが、ここはニッチな株の情報が多いです。
今後上昇してきそうなので参考にしています。
引用:投資顧問比較ナビ「新興市場ドットコム」
株式投資をはじめたばかりの頃にお世話になっていました。
他社の投資顧問と比較して、費用の安さが魅力。
丁寧に株取引について教えてもらえるもの良かったです。
配信されるレポートを読んでいるだけでも勉強になります。
ただやはり、投資顧問をコンシェルジュとして利用したい人には不向きです。
引用:急騰カブ情報局「新興市場ドットコム」
新興市場ドットコムに対してのよくある質問
投資期間はどのくらいを考えればいいですか?
投資期間については長期投資を前提としています。
数週間株価が低迷しても、3カ月ごとの決算発表で業績好調を確認できると株価は上昇する可能性があるので、3カ月以上、長ければ1年以上保有するつもりで投資して頂きたいと思っております。
空売りしたい銘柄って推奨してもらえますか?
Buy&Hold(買って当面保有)を基本としていますので、「ショート」「空売り」(株式を証券会社から借りて売却し、後日、買い戻す売買手法)の推奨はしておりません。
どのくらいの銘柄を保有することになるの?
10~15銘柄くらいを継続保有し、トータルで高い収益を目指しています。
投資情報提供会員は投資助言を受けれますか?
投資助言(売買アドバイス)を受けることは出来ません。
投資助言を受けることが出来るのは投資助言会員となっています。
新興市場ドットコムに気になる質問を直接聞いてみた
推奨銘柄の目標上昇率は?
目標株価は設定していません。
銘柄推奨時に利益確定、ロスカット目安などの指示はある?
株価が何円になったら売り、ということもしていません
ファンダメンタルズが変化したとき(すると予想されるとき)が
株価判断の変更(の検討)時です。
投資スタンスは?デイトレ・短期・中長期?
デイ、数日、数週を前提としていません。
買い推奨後に短期で売却推奨の場合は
(1)業績予想がハズれた(2)株価が異様に上昇のいずれかとなります。
銘柄はどのくらい配信されますか?
不定期です。
(定期的に良い銘柄が見つかるわけではありません)
現在(2020年3月)はコロナショック以降、買い推奨していません
投資資金はどのくらい必要?
継続保有を勧める銘柄数は多いときは15銘柄、少ないときは数銘柄、これくらいを保有できる資金が必要です。
但し、実際のお客様は推奨通りの売買をするわけでなく、推奨銘柄を更に選んで買っているようです。
空売りは推奨してる?
していません(「売り」推奨は、買い推奨銘柄の売却推奨のみ)
推奨された銘柄の売買などに対しての質問は可能?
回数制限はある?
電話よりもメールの質問が有難いです。
ただ業務の制約上と考える時間が必要とする場合もあり
即答できないケースが多いです。
回数制限はありません。
銘柄推奨の後にフォローメールなどの配信はありますか?
その頻度は?
株価が上昇・下落し過ぎたと思われる場合
決算発表など企業側に変化があった場合
メールを配信する場合があります。
(あまりしていませんが)
推奨銘柄の勝率(実績など)はどこかで確認できますか?
助言会員様にのみ、推奨銘柄の月間・年初来の投資収益をお知らせしています。
新興市場ドットコムの公式ブログ、SNSなど
新興市場ドットコムに対しての管理人の寸評
新興市場ドットコムは、企業分析により高い利益成長が期待される新興市場の銘柄を発掘することを目指している投資顧問サイトです。
サイト名からも分かる通りなどの新興市場の情報に強いサイトであり、管理人の知る限り新興市場に特化した投資顧問サイトは他に知りません。
そして何といっても業界最低水準の投資顧問料にはビックリ。
投資顧問というと高額の投資顧問料という先入観がある人は特に「月に3,000円で投資助言受けれるの?」と驚くことは想像に難くない。
新興市場の銘柄というと短期トレードというイメージがある人も多いと思いますが、このサイトでは中長期投資を推奨しています。
銘柄購入後は基本的には継続保有して、10~15銘柄ほどのポートフォリオの中で収益を上げていくことを目標としています。
そのほか公式サイトでは、新興市場ドットコムの特徴として次の3つを掲げています。
-
ファンダメンタル分析を基にした中長期投資
-
投資に有益な情報
-
情報力と分析力
これだけ低価格でサービスを提供しているので、アナリストを多数雇っておらず(松下氏個人で運営という可能性も)頻繁に投資助言を行えないという事情が想像できます。
人員不足が予想されるのは、サイトのメンテナンスなどにも表れているように思います。
例えば「参考銘柄騰落率」というコンテンツなどは、1年以上更新がなされていません。
ピックアップした銘柄がその後どのような値動きをしたのかは、投資顧問サイトの実力を見定める大事なコンテンツ。
それゆえもっとマメに更新してほしいと思います。
新興市場ドットコムの良い点はその騰落率においても、高値で計算をしておらず終値で計算していること、さらに下がった銘柄に関してもしっかり公開していることなどから、とても良心的な投資顧問サイトだという印象を受けました。
ゆえにサイトのコンテンツの更新に関しても、定期的にメンテナンスをして欲しいところだと感じました。
もうひとつ物足りなさを感じてしまった点を挙げるとすれば、売買推奨メールである。
推奨銘柄とその理由だけが記してあるのみの淡白な内容で、エントリー値や目標値さらには、下がってしまった場合のロスカット値の目安が記してない点はいささか不親切。
(むろん売却指示のメールは配信されるものと思われます)
会員へのアフターフォローについては、急激に株価が変動した場合にメールなどを送る場合もあるとのこと、しかしフォローメールを送付することはあまりないとのことです。
そして「推奨された銘柄などに対し質問があった場合は、受け付けてくれるのか?」という質問には即答はできない場合が多いが受け付けているとのことでした。
これらのことから、他の投資顧問サービスと比較すると、フォロー体制はあまり充実していない印象を受けてしまいます。
そうはいっても新興市場に特化した投資顧問は珍しく、サービス料もなにせ月3,000円です。
気になったら入会して、成績が振るわなかったり、投資に対してのスタンスや考え方が合わなかったら、解約ということでも良いのではないでしょうか?
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