あ行
- アセットアロケーション
投資家のポートフォリオ内の各資産の割合を調整することで、リスク回避を目的とする投資戦略のことである。資産配分と同意義となります。
例)現金(35%)、株式(30%)、債券(15%)、投資信託(10%)、国内不動産(10%) - RSI(アールエスアイ)
テクニカルチャートの一つ。相対力指数とも呼ばれます。
買われすぎ・売られすぎを判断する際に使用するもので、非常にわかりやすく、人気があります。 - 相対取引(あいたいとりひき)
証券取引所などを通さず、売る人と買う人が直接株の取引を行うこと。 - IPO(新規公開株式)
Initial Public Offeringの略。
上場して新規に公開された株式のこと。 - 板
指値で売り注文と買い注文がどれだけ入っているかを見るものです。
引用:SBI証券基本的に売り注文が多ければ株価は下がり、
買い注文が多いと株価は上がる可能性が高いです。
- 板寄せ
寄付き・前引け・後場寄り・大引けの際には注文が殺到する際に株価を決める方法です。売りと買いの値段が合致することで株価が決まるザラ場方式と異なり、全ての注文が同時受付と見なされ、時間優先の原則は適用されません。
価格優先の原則に則って注文が約定されます。 - 一目均衡表
日本人の細田悟一氏が発表したテクニカル指標で、世界中で使用されているメジャーな指標の一つです。
引用:SBI証券ローソク足と5本の線で構成されたグラフで、先行スパン1と先行スパン2という線で囲まれた部分を「雲」といいます。
雲が株価に対してどのくらいの抵抗があるという目安になっており、分厚い雲であれば抵抗が強いことを表します。
株価が雲を抜けると買いのサインになることもあり、慣れてしまうと使いやすい指標として人気です。 - 移動平均線
代表的なテクニカルチャートの一つで、基本のチャートです。
引用:SBI証券一定の期間の平均値を線で結んだもので、株価の大まかなトレンドや過去の株価の推移の平均に対し、現状の株価が高いか安いか確認することができます。
ただし、過去の値動きを反映しているので、実際の株価よりも遅いという特徴があり注意が必要です。 - 一般信用取引
返済期限や逆日歩などを証券会社が顧客との合意に基づき、自由に決められる信用取引です。
返済期限は無期限の場合が大半で、その分金利は高めに設定されています - インカムゲイン
株式投資ではの配当金のこと、銀行預金の利子なども含まれます。 - インサイダー取引
会社の内部情報や未公開情報を不法に利用して証券市場取引を行い、情報を持たない他の投資家に損害を与える行為を指す。 - 陰線
終値よりも始値が低かった際に使われるローソク足のこと。
大きな陰線(大陰線)が現れることで株価の急落のサインになることもあります。 - 売り気配
売り注文が多く買い注文がなく、売買が成立せずに値がつけられないこと。
逆に買い注文ばかりで売買が成立しないことを買い気配といいます。 - 売り残(うりざん)
信用取引の空売りをされたまま決済されずに残っている株数のこと。
売り残が多い場合は、株価が下がることを期待している投資家の数が多いとも予想されます。 - 上値(うわね)
今よりも高い株価のこと。 - 上放れ
株価が一気に上昇したこと。
前日の株価から一気に上昇して寄り付くこと、また株価が突然大きく上昇することも上放れといいます。 - S&P500種指数
ダウと並んで非常に影響力の強い米国の主要指数の一つ。ダウを算出しているS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社によって算出されているもので、時価総額を基準にしています。 - SQ(エスキュー)
- 追証(おいしょう)
主に信用取引など保証金を担保として行う取引でその株価が下落して追加の保証金を差し入れなければいけない状態を指す。追加の入金がない場合は、証券会社によって強制的に反対売買で決済されてしまう場合があるので、注意する必要があります。 - 黄金株
株主総会決定事項について拒否権を行使できる株式。
敵対的な買収から身を守るたのに防衛策として利用されることが多い - オーバーアロットメント
株式などの売り出しに対して需要状況に応じて、証券会社が対象企業の株主等から一時的に株券を借りて売出人となって行う売出しのことを「オーバーアロットメントによる売出し」といいます。新株の募集後に需給関係が悪化することを防ぐ目的があります。 - 押し目買い
上昇トレンドの株価が一時的に下落したタイミングで買いを入れる手法を指す。
「押し目を拾う」と表現することもあります。 - オシレーター系
買われすぎ・売られすぎを判断するためのテクニカル手法です。
「RSI」「ボリンジャーバンド」「サイコロジカルライン」などがこれに該当し、逆張りで投資を行う際によく利用されます。 - 織り込み済
株価に影響しそうな要因やニュースが既にその株価に反映されていること
例えば業績の上方修正は株価にとっては好材料ですが、その材料が織り込み済だった場合は株価には影響せず株価が上昇しないことがあります。 - 終値
期間中に最後についた株価のこと。
逆に、期間中に最初についた株価を始値といいます。例えば一日という期間であれば、
寄付きでついた株価は始値、
取引終了の際の価格が終値です。
か行
- 買い残
信用取引の空買い(買い付け)をされたまま決済されずに残っている株数のこと。
株価が騰がることを期待している投資家の数ともいえます。
- 買い気配
買い注文が多く売り注文がなく、売買が成立せずに値がつけられないこと。
逆に売り注文ばかりで売買が成立しないことを売り残といいます。 - 外食産業売上高
- 家計調査
- 貸し株
信用取引で空売りをする場合に、証券会社が投資家に貸す株のこと。借りている間は貸株料が発生します。 - 株価指数
ダウ、ナスダック、日経225、TOPIX等のことで、ある特定の銘柄をグループにして、それらの株価の平均や、時価総額から割り出される数値です。
特定の市場に属する銘柄や、市場全体の株価の動きを把握することや、先物取引の指標等、様々なものに利用されます。 - 株主優待
企業が権利確定日までに一定数の株式を保有していた株主に与える自社製品や優待券などのいわばプレゼントのこと株主優待は配当金と同様に必ず行われるものではありません。最近では長期保有株主を優遇するような株主優待制度を設ける企業も多くなってきています - 為替
小切手・銀行振り込みなど現金以外の方法によって金銭を決済する方法の総称
- 空売り
手元に株式がない状態に信用取引を利用して株式を借りて売ることを指す
これから株価が下がると予想した時には空売りをして、予想通り株価が下落したところで買い戻すことで利益を得ることができます - 為替
小切手・銀行振り込みなど現金以外の方法によって金銭を決済する方法の総称 - 管理銘柄
証券取引所が上場銘柄で上場廃止基準に該当する恐れのある銘柄に対して一般投資家に対して周知するための制度のこと
監理銘柄(審査中)と監理銘柄(確認中)の二つの指定があり、前者は「有価証券報告書等に虚偽記載を行い、その影響が重大である場合」に該当し、該当しない場合は後者の確認中となる。監理銘柄に指定されても売買はすることができます。かつては監理ポストという表現が使われていましたが、現在では「管理銘柄への指定」という表現を使用します。上場廃止が決定すると「整理銘柄」に指定されます。似たような言葉ですので混同しないように気を付けましょう
- 完全失業率
- 機械受注
- 企業物価指数
- 企業向けサービス価格指数
- 逆張り
投資スタンスの一つで相場の下落局面で買い注文を入れて、上昇局面で売りを入れるという投資手法。上昇局面で買いを入れ、下落局面で売る順張りとは正反対の投資手法となります。
- 逆指値注文
株価などが価格条件に達した時に発注する条件が付された注文のこと一定の価格に株価が到達した場合のみ利益確定売りができたり、逆に損切りラインに達した場合に売り注文などが出せたりするので、立会時間中に株価をチェックできない投資家にとっては大変有効な注文方法となります - 景気ウォッチャー調査
- 景気動向指数
- 軽自動車新車販売台数
- 経常収支
- 月例経済報告
- 現物取引
株式売買における通常の取引で、証券会社と投資家の間で決済日に株式と現金の受け渡しが行われること。
現物取引では信用取引と違って、持っている資金の範囲内でしか株式を購入することができません。
- 逆日歩(ぎゃくひぶ)
証券会社において信用取引に必要な株に不足が生じた際にその不足分の株式を外部から調達するコストのことで、信用取引の売り手が負担するコストとなる逆日歩は株不足が解消されない限り、毎日負担しなければいけないものとなってくる。売り方としてみたら、早く利益を出して決済しないとコスト負担ばかりかさんでしまうことになってしまう。 - グリーンメール
標的とする企業の株式を買い集め、その企業や関係者に株式を高値で買い取らせることを指す
言葉の由来はドル紙幣が緑色(グリーン)をイメージさせることから、脅迫文を意味するブラックメールと掛け合わせた造語であるからです - 現引き
信用取引で買い建てた株を決済する際に売るのではなく、現物株として買い取ることを指します制度信用取引の場合には6か月という決済の期限があります。その6か月という期限内に利益を得ることができず、引き続きその株を保有したい場合などに利用されます - 権利落ち
権利確定日が過ぎて配当や株主優待を獲得する権利がなくなったこと
権利落ち日とは株主権利を得ることができる最終売買日(権利付最終日)の翌営業日を指します。 - 権利確定日
株主がその銘柄の株主権利を得ることができる確定日のこと配当金や株主優待を得るためには、権利確定日に株主名簿に名前が記されている必要があります。その為には権利確定日を含む4営業日前(権利付最終日)までに株式を購入しなければなりません。 - ゴールデンクロス
短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける現象
これから株価が上昇傾向になるかもしれないという買いのサインとして使われる
日足の場合は短期を25日移動平均線、長期を75日移動平均線
週足の場合は短期を13週移動平均線、長期を26週移動平均線を使うことが多い - 鉱工業生産指数
- 工作機械受注額
- 後場(ごば)
午後の取り引きのこと
取引所によって時間は異なり、例えば東京証券取引所の場合は後場は12時半から15時までとなる。 - コンビニエンスストア売上高
さ行
- 酒田五法
江戸時代の相場師本間宗久によって考案されたテクニカル分析
ローソク足の組み合わせによって売り場と買い場を読む5つの法則(三山、三川、三空、三兵、三法)を指す
名前の由来は本間宗久が山形県酒田市周辺の大地主だったことから - 先物取引
将来のある日(決済期日)に現在の価格で商品を売買できる取引のこと。
日本語で先物取引というと、とうもろこしや大豆などの商品先物を慣例的に指すが、本来は株価指数などの金融先物も含まれる先物取引は実際に取引する10%ほどの証拠金で取引可能です。ゆえに実際には10倍ものお金を投資していることとなり、ハイリスクハイリターンの取引です。リスク管理をしっかりとしたうえで取引すべきでしょう。 - 指値注文(さしねちゅうもん)
希望する売買価格を指定して発注する方法
具体的には「1000円で200株買いたい」や「1000円で200株売りたい」などといった注文のこと
指定した値段以上(以下)にならないと約定しない注文となります
対して「いくらでもいいから買いたい(売りたい)」という注文を成行(なりゆき)注文といいます。 - 塩漬け
購入した株の価格が予想よりも大きく下落してしまい、売ってしまうと大きな損失が発生してしまう為、やむをえずに株を長期保有してしまっている状態を指す - 自社株買い
上場企業が市場から自社の株を買い戻すこと
一般的に自社株買いをすると株価が騰がるので、株主への還元として行う場合もあれば、ストックオプション(従業員持ち株制度)や敵対的買収の防衛策に為に行う場合もある。 - 仕手株(してかぶ)
短期間に大きな利益を得るために株価操作をするような売買を繰り返す集団(仕手筋)が好んで取引する株のこと。 - 住宅着工統計
- 首都圏マンション販売数
- 順張り(じゅんばり)
株価が上昇基調であるときに買いを入れて、下落基調の時に売るといった投資スタンス。
逆に下落トレンドの時にあえて流れに逆らって買いを入れる投資スタンスを逆張りという。順張りで大きな利益を得るためには上昇トレンドの初期段階で買いを入れることが重要となってきます。しかしいつが上昇トレンドの初期段階か判断することはプロでも難しいといわれています。 - 商業動態統計
- 上場廃止
上場廃止には大きく分けて3つのパターンがあります①会社更生法・民事再生手続申請による上場廃止
②上場会社が自主的に上場廃止申請を行うことによる上場廃止
③上場銘柄が、証券取引所の定める上場廃止基準(株主数、売買高、流通株式など)に該当することによる上場廃止上場廃止が決定すると「整理銘柄」に指定されて一定期間取引が行われた後、上場廃止となります。
- 消費者物価指数
- 消費動向調査
- 新株発行
一般的には資金調達目的の株式発行を新株発行という
新株発行の方法は何種類かあります①公募増資
新株割り当ての権利を広く一般投資家に募集するもの、今まで当該株式を保有していなかった投資家も株式を購入する可能性があるので、流動性が高まるといった期待を持てます
②株主割当増資
既存の株主を対象に株数に応じて新株を購入する権利を割り与えます
この場合新株の価格は時価よりも低く設定されているのが特徴的です
③第三者割当増資
親会社や関連会社など関連性のある所に向けた新株発行
この増資の狙いは資本提携である - 新車販売台数
- 信用取引
株式や株購入の資金を証券会社より借りて株式の売買を行う投資手法
具体的には一定の保証金(委託保証金)を証券会社に担保として預け、保証金の数倍の金額の株式取引ができる制度のこと少ない元手で大きな利益を上げる可能性があり、現物取引では行うことができない「売り」から取引が行えるので、株式の下落トレンドの際にも利益を得る可能性がある。そのようなメリットがある反面、株価が大きく値下がりすると、自己資金以上の損失が発生し負債が残るかもしれないというデメリットがあることにも留意しておかなければいけない - スクリーニング
多数の銘柄の中から特定の条件に合うものを選別すること
例えばPBRやPBRなどで割安な株を選別したり、配当の多い銘柄を選別したりなどです
証券会社のサイトにはスクリーニングの機能が付いていることが多いのでぜひ活用してみましょう - ストップ高・ストップ安
1日に株価が上下に変動する幅には限度があります(制限値幅)
ストップ高とはその値幅制限いっぱいまで株価が騰がることを指します。
逆に値幅制限いっぱいまで株価が下がることをストップ安といいます。 - 全産業活動指数
- 全国スーパー売上高
- 全国百貨店売上高
- 損切り(そんぎり)
別名ロスカットともいいます。
株価が含み損を抱えており、売却すれば損失が出ることが分かっていながらも、それ以上株価の回復が望めない場合に当該株式を売却する行為を指す。
逆に株価の回復が望める場合はナンピン買いや塩漬けといった戦略を取ります。
た行
- 第3次産業活動指数
- 貸借倍率
別名信用倍率とも呼ばれ、次の計算式で算出されます
貸借倍率=信用買い残÷信用売り残
日々公開銘柄指定をされている銘柄は毎日、されていない銘柄は週1回公開されることとなっている。通常貸借倍率が1倍を下回っている銘柄は「将来株価が上がる可能性がある」と注目を浴びる(信用売り残が多い為、将来買い戻す必要があるため) - 大量保有報告書
金融商品取引法では、上場企業の株式を5%を超えて取得した場合、取得日より5営業日以内に大量保有報告書を内閣総理大臣に提出義務付けられています。(5%ルール)
その際提出する書類を大量保有報告書といいます。
大量保有報告書は金融庁の「EDINET」で確認することができます法人の大量株式保有は長期保有が期待される為、安定株主として企業にとってプラス面が多いですが、投機的なファンドが大量保有している場合は要注意です。株価の動きが不安定になるなどマイナス面が懸念されます - タコ足配当
十分な利益を出せていない企業が過分な配当金を出すこと
タコが空腹時に自分の足を食べることに例えてこう呼ばれます - 立会外分売(たちあいがいぶんばい)
取引所の取引時間外に大量の売り注文を小口に分けて、投資家に売り出す売買方法を指す。
その際の価格は前日の終値を基に決定されます。
立会外分売が行われる目的としては、個人株主を増やしたり流動性を高める目的がある購入手数料が無料である点、前日の終値よりも数%ほど安く買えるなどのメリットがある反面、大量の株数が分売される場合は、将来的な売り圧力が懸念され、株価が下落してしまう恐れもある。 - 単元株
通常の株式取引の際に必要な最低購入単位のこと
例えば単元株が100株とされている銘柄では、100株単位でしか売買することができず、150株での売買は原則としてできません。 - 地域経済報告(さくらレポート)
- チャート
株価や需給などの動きをグラフ化したもの
チャートを基に株価を予測する方法をチャート分析(テクニカル分析)と呼ぶ
ローソク足を用いたチャート画像 - 低位株(ていいかぶ)
株価水準が低い銘柄のこと
低位株の明確な定義はありません、但し一般的には株価が500円を下回ると低位株と呼ぶ場合が多いみたいです。また100円を下回る株を超低位株と呼ぶことがある。
株式の持つ価値と比較して株価の安い「割安株」と混同されることが多いが、意味合いは異なる低位株は少額の資金から投資ができるといったメリットがある反面、取引する際には、変動率が激しくなるために大きな損失が出てしまう可能性、仕手筋に利用されやすいというマイナス面も考慮しておきたい。 - デイトレード
その日のうちに株式売買を完結し、利益や損失を確定、取引を終了させる投資家のこと
近年のネット証券の普及によってデイトレーダーの数は急増したと言われている。 - 出来高(できだか)
期間中に成立した売買の数量を指す。
株の場合は株数、先物の場合は枚数で表される。
出来高が高いということは市場が活性していることにつながり、プラスにとらえる投資家は多い。 - 手仕舞い(てじまい)
信用取引の売買関係を終わらせること
買い建てている場合は、転売または現引をし、売り建てている場合は買い戻しまたは現渡しすることを指す。 - デッドクロス
チャート上で長期の移動平均線を短期の移動平均線が上から下に突き抜けたときをデッドクロスといいますデッドクロスは一般的には相場が下落傾向に向かうサインとして考えられています。しかし必ずしも下がるとは限らないので、他の指標と組み合わせて売買判断を下すべきでしょう。また移動平均線の組み合わせとしては、一般的には5日線と25日線、13週線と26週線などの、比較的近い期間の組み合わせが多く使われています。 - 投資顧問会社
- 投資顧問業
- 投資顧問契約
- 東京都心オフィス空室率
な行
- 内需関連株
国内に主な事業基盤を持ち、国内景気が好調な時に値上がりが期待できる株を指す
代表的な業種としては、建設・不動産・電鉄・電力などがあげられます株式投資を行う際にはリスク軽減のために分散投資することが推奨されています。例えば内需関連株と輸出関連株は値動きが異なるため、分散投資に有効とされています - 成行注文(なりゆきちゅうもん)
値段を指定せずに注文すること
成行注文はその時点で一番有利な売買相手と即座に取引が成立します
指値注文に優先して売買が成立するため、すぐに売買を成立させたいという人向けの注文方法です成行売り注文:その時点で一番高く買い注文していた人と売買成立
成行買い注文:その時点で一番安く売り注文していた人と売買成立 - ナンピン買い
保有している銘柄の株価が下落した時に、買い増しをすることで取得平均価格を下げること
例えば800円で1000株購入した銘柄が600円まで下落した時に1000株買い増しすると、取得平均価格は700円となり、利益が出る水準を下げることができます。
言葉の由来は難(なん)を平らにするという難平(なんぴん)からナンピン買いは上昇トレンドにある株価が一時的に下がった時に有効とされているが、「下手なナンピン、スカンピン」という言葉があるように、タイミングを間違ってしまうとさらに損失を膨らませてしまうことになりかねないので注意が必要です。 - 日銀金融政策決定会合
- 日銀短観
- 日経平均株価
東証1部に上場する銘柄のうち代表的な225銘柄を対象に算出する代表的な株価指標
日本経済新聞社が知的財産権を保有し、銘柄を選定している
(定期的に組み入れ銘柄の変更が行われています) - 日本投資顧問業協会
は行
- 配当
企業が得た利益を出資者や株主に分配すること
配当金は株主が保有する株数に比例します配当は株を持っていれば必ずもらえるという訳ではなく、企業が赤字であったり方針によって配当自体を行わないといった場合もあります。 - ファンダメンタルズ
経済の基礎的条件と訳されるもので、国や企業などの経済状態などを表す指標のこと国や地域の場合:経済成長率、物価上昇率、失業率、財政収支など
企業の場合:売上高、利益、業績、資産、負債など株式投資においては、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)などが代表的な指標として使われています。
- 始値
期間中に最初についた値段のこと。
期間が1日の場合は寄付きでついた値段になります。 - 初値
年初、または上場した際に始めてついた値段のこと。 - ハンセン指数
香港市場の株式指数。
香港証券取引所で売買されている5銘柄を時価総額加重平均で算出しています。日本のTOPIX、アメリカのNASDAQ総合指数がハンセン指数と同じ、時価総額加重平均で算出されたものです。
円ではなくポイントという単位がついています。 - 引け・大引け
前場・後場の最後の取引のこと。
後場の取引終了を大引けといいます。 - 引け値
立会時間の最後についた値段のこと。
後場の最後は終値。 - 踏み上げ
空売りをしていた投資家が予想と反して株価が上昇してしまった場合に買い戻す場合があります。その買戻しによってさらに相場が上昇することを踏み上げ(または踏み上げ相場)といいます - ヘッジ
起こりうるリスクを想定して、リスクを回避できる対策をとっておくこと。
ヘッジは防止策という意味です。リスクヘッジともいいます。例:割安銘柄を買い、割高銘柄に空売りを仕掛けておくことで、どちらかが失敗しても良いように対策しておく。 - 米雇用統計
- ポートフォリオ
どの銘柄をどれだけ持っているのか示すもの。
また、保有している資産の割合を示す場合も。例:国債30% 不動産20% 預貯金10% 株式30% 投資信託10% など - 貿易収支
- 法人企業景気予測調査
- 法人企業統計
- 訪日外国人数
- ボックス相場
高値と安値の振れ方が箱に収まっているような動きをしている相場のこと。
レンジ相場ともいう。ボックス相場は買いや売りのきっかけとなる材料がない銘柄に出やすい相場です。
一定の法則で動いているので、株価が下がり切ったところで「買い」、株価が上がりきったところで「売る」を繰り返すことができれば、利益を得ることも可能です。
- ボリンジャーバンド
テクニカル分析の1つ。
移動平均線と値動きの幅を示す線を加えたもの。ボリンジャーバンドで値動きの幅を示す線は移動平均線を中心に上下に2本あり、計4本の線があります。株価の大半はその帯の中に収まるとされています。
値動きの幅を示すレンジをσ(シグマ)といって、一番上のレンジを+2σその下を+1σ、移動平均線のすぐ下にあるレンジを-1σ、一番下のレンジを-2σといいます。
ま行
- 毎月勤労統計調査
- マザーズ
東証証券取引所の新興企業対象の証券市場。
正式名称は東証マザーズ。 - 窓
ローソク足のチャートで、隣り合うローソク足が重ならずに、空間ができている状態のこと。
上昇トレンドで陽線の窓が現れると更に上昇しやすく、下降トレンドで陰線の窓が現れると更に下落しやすいとされています。
また、株価の急激な変化を見ると焦ってロスカットや利確を急ぐユーザーが現れるため、空いた窓を閉じるように元の株価まで戻る動きが起きます。
これを窓埋めといって、窓が空いた場合に高確率で起きるとされています。窓が空いた場合は注意しましょう。 - マネタリーベース
- 未公開株
上場していない企業の株式のこと。
証券取引所で株式の売買はできません。 - ミニ株
通常の売買単位以下の数の株式を売買できるサービスのこと。
例えば、売買単位が100株の企業の株を、1株から購入できるなど。 - 銘柄
株取引の対象となる会社の名称のこと。
株式を発行している企業のことを指します。 - 目論見書
株式を発行している企業が投資家に向けて発行する情報開示文書。募集・売出しで株式等の有価証券を販売する場合、株式を発行する企業が投資者に目論見書を交付することが義務付けられています。
や行
- 約定
株式の取引が成立すること。 - 安値
1日、1週間、1ヶ月など、一定の期間中に一番安い値段のこと。 - ユーロストックス50
ユーロ圏を代表する株価指数の1つ。
ユーロ圏11カ国の時価総額上位50銘柄で構成されています。
算出方法はNASDAQ総合やTOPIXと同じ時価総額加重平均型です。 - 有価証券
株券・手形・小切手など、その証券の保有者が財産を保有していることを証明するもの。
株式も有価証券の1つです。 - 有効求人倍率
- 陽線
ローソク足チャートに使用される線の1つ。
始値に比べて終値が高いと陽線になります。陽線はチャートによって色が異なりますが、赤と青の場合は赤が陽線、青が陰線で、白黒の場合は白が陽線、黒が陰線です。
- 呼び値
売買のときの値段の刻みのことです。
値段によって刻み方が異なるので注意して下さい。例:
1000円以下の場合は1刻み(101円、102円、103円…)
5000円~10000円以下の場合は5刻み(5005円、5010円、5015円…) - 寄付
前場・後場の最初の取引のこと。
前場・後場の最初についた株価のことをいう場合も。
ら行
- 利食い
購入した株を売って、利益を確定させること。
利確と同じ意味です。 - 流動性リスク
株式などを現金化する場合に、取引量が少なく換金しにくくなってしまう可能性のこと。流動性が低い銘柄は換金しようとした際に売れなくなるリスクが高いので、投資家が投資を控える動きがあります。
取引高の少ない銘柄を取引する場合は注意しましょう。 - レーティング
レーティングとは、証券会社のアナリストが調査・分析を行い、その銘柄がどの程度有望なのかを格付けしたものです。
証券会社・調査機関によって、その表現方法は異なります。https://4hp.jp/rating - レバレッジ
信用取引のこと。
例えば100万円を委託保証金として証券取引所に収めることで、300万円分の株を購入できます。元手以上の金額でお金を動かす取引を行うことを「レバレッジをかける」と言います。
小さな力で大きなものを動かせることから、レバレッジ(てこの原理)と言われています。
ハイリスク・ハイリターンな方法であることから、あまり初心者には向いていない方法です。
- ローソク足
代表的なチャートの1つ。
始値と終値、安値と高値をローソクのような形で表したチャートです。始値より終値が高ければ陽線、
始値より終値が低ければ陰線というものになり、
上下に伸びるヒゲと呼ばれる線が期間中の高値と安値を示しています。 - ロスカット
含み損になってしまった場合に株式を売って損失を確定させること。
損失を抑える為の重要なもので、損切りとも言います。
わ行
- 割安株
企業の業績・利益・資産等に対して株価が低い状態の株式のこと。
その企業に対する評価が正しいものに変われば株価が上がる可能性が高いので、人気のある株式の1つです。