日銀金融政策決定会合とは
日本銀行の政策委員会が開催する定例会合のこと。
年8回開催されています。
日銀金融政策決定会合で話し合われる内容は?
金融政策の方向性や政策金利の上げ下げなどの金融政策運営について。
日銀金融政策決定会合はいつ開催されるの?
日本銀行のウェブサイトで開催日程を確認することができます。
日銀金融政策決定会合の参加メンバー
総裁、2名の副総裁、6名の審議委員の計9名
財務省や内閣府などの政府関係者の参加も認められていますが、意見を述べるのみで議決権はありません。
日銀金融政策決定会合の内容はどこで公表されているの?
日本銀行のウェブサイトで確認することができます。
決定内容は会合終了後直ちに公表。主な意見は会合の6営業日後に公表。議事要旨は、次回の決定会合で承認のうえ、その3営業日後に公表。議事録は、各会合から10年を経過した後に公表されます。
日銀金融政策決定会合がマーケット(市場)に与える影響
支出を減らし、インフレを抑制する政策は株式や債券などの価格の下落と円高を誘発する恐れがあります。
逆にインフレを促進する政策は、株式や債券などの価格の上昇と円安を招く可能性があります。
マーケットはその内容に敏感に反応するほか、会合後に開かれる日銀総裁の会見のコメントに対する市場の関心度も高くなっています。
日銀金融政策決定会合に関するニュース
- 日銀、政策金利の維持決定 市場動向を点検―決定会合(時事通信 2024年9月20日)
- 日銀、追加利上げ決定 0.25%に、16年ぶり水準(共同通信 2024年7月31日)
- 日銀、大規模緩和の維持決定(共同通信 2023年12月19日)
- 日銀、長期金利1%超え容認 植田総裁「副作用防ぐ」―7月に続き政策修正・決定会合(時事通信 2023年10月31日)
- 大規模緩和策修正に肯定相次ぐ 日銀、7月の金融政策決定会合(共同通信 2023年8月7日)
- 物価高リスク「無視できず」 緩和継続、意見相次ぐ―日銀6月会合(時事通信 2023年6月26日)
- 日銀、金融政策の点検決定 大規模緩和策維持、植田氏初会合(共同通信 2023年4月28日)
- 2%物価目標「堅持が重要」 共同声明の改定不要―日銀3月会合(時事通信 2023年3月20日)
- 日銀が金融緩和維持、長期金利上限変更せず(共同通信 2023年3月10日)
- 「緩和継続必要」意見相次ぐ オペ拡充、金利安定に寄与―日銀1月会合(時事通信 2023年1月26日)
- 東証大幅続伸、終値は652円高 日銀緩和策維持で、買い膨らむ(共同通信 2023年1月18日)
関連項目
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