日銀金融政策決定会合とは
日本銀行の政策委員会が開催する定例会合のこと。
年8回開催されています。
日銀金融政策決定会合で話し合われる内容は?
金融政策の方向性や政策金利の上げ下げなどの金融政策運営について。
日銀金融政策決定会合はいつ開催されるの?
日本銀行のウェブサイトで開催日程を確認することができます。
日銀金融政策決定会合の参加メンバー
総裁、2名の副総裁、6名の審議委員の計9名
財務省や内閣府などの政府関係者の参加も認められていますが、意見を述べるのみで議決権はありません。
日銀金融政策決定会合の内容はどこで公表されているの?
日本銀行のウェブサイトで確認することができます。
決定内容は会合終了後直ちに公表。主な意見は会合の6営業日後に公表。議事要旨は、次回の決定会合で承認のうえ、その3営業日後に公表。議事録は、各会合から10年を経過した後に公表されます。
日銀金融政策決定会合がマーケット(市場)に与える影響
支出を減らし、インフレを抑制する政策は株式や債券などの価格の下落と円高を誘発する恐れがあります。
逆にインフレを促進する政策は、株式や債券などの価格の上昇と円安を招く可能性があります。
マーケットはその内容に敏感に反応するほか、会合後に開かれる日銀総裁の会見のコメントに対する市場の関心度も高くなっています。
日銀金融政策決定会合に関するニュース
- 日銀、金融政策の点検決定 大規模緩和策維持、植田氏初会合(共同通信 2023年4月28日)
- 2%物価目標「堅持が重要」 共同声明の改定不要―日銀3月会合(時事通信 2023年3月20日)
- 日銀が金融緩和維持、長期金利上限変更せず(共同通信 2023年3月10日)
- 「緩和継続必要」意見相次ぐ オペ拡充、金利安定に寄与―日銀1月会合(時事通信 2023年1月26日)
- 東証大幅続伸、終値は652円高 日銀緩和策維持で、買い膨らむ(共同通信 2023年1月18日)
- 「金融緩和の検証必要」日銀 12月会合の主な意見(共同通信 2022年12月28日)
- 「金融緩和で賃上げ後押し」 日銀、9月の会合要旨を公表(共同通信 2022年11月2日)
- 世界経済「下押し」警戒 欧米利上げに―日銀7月会合(時事通信 2022年7月29日)
- 日銀、大規模緩和を維持(共同通信 2022年7月21日)
- 物価見通し、上方修正へ 大規模緩和は維持―20日から日銀会合(時事通信 2022年7月15日)
- 日銀、大規模緩和を維持 景気下支えへ修正見送り(共同通信 2022年6月17日)
- 日銀、大規模緩和を維持 個人消費は判断下方修正(日本経済新聞 2022年3月18日)
- 空前の円高が日銀翻弄 緩和強化も75円32銭の戦後最高値―11年下期の決定会合議事録(時事通信 2022年1月31日)
- 緩和継続「軸ぶらさず」 日銀1月会合の主な意見(時事通信 2022年1月26日)
- 日銀、22年度物価予想上げ 1.1%、原油高や円安 大規模金融緩和は維持(共同通信 2022年1月18日)
関連項目

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