コード | 3395 |
名称 | サンマルクホールディングス |
市場 | 東証1部 |
業種 | 小売業 |
特色 | 「サンマルクカフェ」や中価格帯レストランが柱。フルサービス型「倉式珈琲店」育成中。好財務 |
代表者 | 綱嶋 耕二 |
設立 | 1991年7月19日 |
上場 | 2006年1月1日 |
決算 | 3月末日 |
単元株数 | 100株 |
URL | https://www.saint-marc-hd.com/hd/ |
ニュース | 「サンマルクカフェ」が失速している。店舗数が伸びず、既存店売上高もマイナスが続いている。看板商品「チョコクロ」で人気を得てきたチェーンが、なぜ伸び悩んでいるのか。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司氏は「低価格帯のカフェでも、居心地の良さが重視されるようになった。サンマルクはそこに対応できていない」と分析する――。
■1年間でわずか2店舗増 「サンマルクカフェ」の失速が鮮明だ。拡大路線を進んできたが、ここ数年の店舗数は伸び悩んでいる。 2019年3月末時点のサンマルクの店舗数は404店。1年前からは、わずか2店増にとどまった。数年前までは年に20店程度増えていたが、ここ数年の年間増加数は10店に満たない。店舗数の伸びが明らかに失速している。 既存店売上高の苦戦も続いている。19年3月期は前期比1.0%減と、マイナス成長だった。前期である18年3月期も不調で、17年3月期から2.5%も減っていた。各店の稼ぐ力が衰えていることは明らかだ。 ■13年ぶりに純利益が30億円を下回る サンマルクといえば、遠赤外線効果があるオーブンで焼き上げたパンが売りだ。特にクロワッサン生地でチョコレートを包んだ「チョコクロ」が有名で、看板メニューとなっている。ブランドロゴにも「CHOCOCRO(チョコクロ)」の文字が入っているほどだ。そのほかにも、デニッシュ生地の上にソフトクリームを載せた「デニブラン」などパンメニューを豊富に取りそろえている。 サンマルクの失速によって、運営会社サンマルクホールディングス(HD)の業績もさえない。19年3月期の連結売上高は、前期比1.4%増の700億円と微増にとどまった。純利益は19.6%減の29億円だった。純利益の減少は2期連続で、30億円を下回ったのは06年3月期以来、13年ぶりとなった。 出所:プレジデントオンライン (全文読めます) |
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