水上紀行さんの肩書は
- バーニャ マーケット フォーカスト代表
- 外国為替ストラテジスト
- 日本FP協会会員(AFP)
- ワカバヤシFXアソシエイツ ストラテジスト
- グローバルリンクアドバイザーズ アナリスト
水上紀行さんの経歴(プロフィール)・現在の活動は
1978年三和銀行(現、三菱東京UFJ銀行)に入行。
1983年よりロンドンや東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かす。
1995年より在日外銀に於いて為替ディーラー及び外国為替部長として要職を経て、現在、外国為替ストラテジストとして広く活躍中。
バーニャ マーケット フォーカスト代表。
水上紀行さんの実績は
調べてみましたが、実績については分かりませんでした。
しかしプロフィールにもあるように、かつては「三和の水上」と言えば東京市場で知らないものはいない程、スポット市場、フォワード市場でも有名で、マーケットを動かすような大きなトレードを毎日のように行っていたとのことです。
水上紀行さんの投資スタイルは
水上紀行さんは外国為替ストラテジストです。
かつてインタビューの中で、ディーリングでは、相場の本質というものに最も重点を置いていると語っています。
要は現在の相場がトレンド相場なのかレンジ相場なのかということに着目。
単に投機筋が売ったり買ったりして相場が動いていないかということの見極めも大切だとも。
一度発生したら当分の間ずっと一方向に流れるトレンド相場にはふたつの理由があるとのこと。
一つ目は投資妙味、もう一つは逃避行動。
言い換えれば、投資家が投資妙味を感じるかリスクを感じるかで、大きな資本移動が生じ、それが長期間のトレンド相場の形成につながるのだとしています。
元来はテクニカル派であった水上氏。
しかしテクニカルだけでは説明がつかない場合が相場ではあると気づいてからは、バランスよく総合的に見ることが一番大事だと思うようになったとのこと。
メンタル面では固執しないことが大切。
相場は1回限りではないのだから、熱くなりすぎずに、損切って損失が出たとしても「一回冷静になってまたやり直せばいい」といいます。
そして経験したことは忘れないようにすべきとも。
負けたときの情景やストーリーを忘れてしまうと、同じことを繰り返してしまう。
経験を積み重ねて自身も学んでいったとのことです。
FXで勝ち続ける人は、自分で考え、根拠を持って取引する人だとしてます。
自分の経験や知識を活かした「自分ルール」で取引すべきだということなのでしょう。
水上紀行さんの評判は?
アナリストの評判をネットで調べると、一部悪徳業者が作成したレビューサイトが検索で多くヒットします。
そのレビューサイトは特定の投資顧問サイトに誘導する公平さに欠けるものです。
ここでは比較的レビューの公正さが保たれているamazonのレビューから、水上さんの著書に対してのレビューをいくつかピックアップして紹介したいと思います。
FXの本というと経済・金融用語がやたら飛び出してきていま一つ分りにくい感じでした。その点本書はイラスト交じりで、為替、主要通貨の動き、相場の特徴等々分りやすく書かれています。俺もちょっと投資してみようかな気にさせます。
FXの基礎からiサイクル注文の詳細、水上流iサイクル注文必勝法も載っていたので、非常に参考になりました。
基本的には、外為オンラインが提供している取引ツール「iサイクル注文」がメインになっているものの、その他トレード知識や情報も掲載されているため、FX未経験者からFX経験者まで役立つと思います。
なお、著者の水上氏のことは、FX会社のセミナーやレポートですでに知っていたので、より親近感を持つことができました。
「iサイクル注文」に関して知りたくて購入しました。戦略投資と表紙には謳っていますが、iサイクルに関しては後半の半分のページだけで、内容も目新しいものはありませんでした。よくある宣伝を目的としたレベルのものです。
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