景気ウォッチャー調査とは
景気ウォッチャー調査とは、内閣府が毎月調査している景気の動向を示す指標の一つです。
50を境として数値が大きいほど景気が良いとしています。
街角景気調査と呼ばれることもあります。
景気ウォッチャー調査の目的
地域ごとの景気動向を的確かつ迅速に把握し、景気動向判断の基礎資料とすること。
景気ウォッチャー調査の対象
北海道、東北、北関東、南関東、甲信越、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄の12地域のコンビニエンスストアやスーパーなどの小売店やタクシーの運転手など景気に敏感な職業の人、全国計2,050名。
タクシードライバーが調査対象ということが広く知られていますが、比率としては全体の2%程度で数としてはそれほど多くはありません。
景気ウォッチャー調査の質問
内閣府のウェブサイトに調査票が公表されています。
3か月前と比較して景気は良くなっているか?2~3か月後の景気はどうなっているか?などを5段階評価で回答する内容となっています。
景気ウォッチャー調査の調査期間
毎月25日から月末まで。
景気ウォッチャー調査の発表時期
調査した翌月上旬。
景気ウォッチャー調査投資法
景気ウォッチャー調査投資法なるものがあるみたいです。
景気ウォッチャー調査を独自の売買ルールにあてはめてETFに投資すると勝率7割を超えるのだとか?
こういった投資法があるということは、景気ウォッチャー調査は市場に与える影響というのも少なからずあるという証明ともいえるのでしょう。
*当サイトでは決して景気ウォッチャー調査投資法を推奨している訳ではありません。
あくまで紹介する程度にとどめておきますので、興味がある人は詳しく調べてみてください。
景気ウォッチャー調査のニュース
- 9月の街角景気、2カ月連続悪化 判断下げ「回復に一服感」(時事通信 2023年10月10日)
- 街角景気3カ月連続悪化(共同通信 2023年2月8日)
- 街角景気、2カ月連続で改善 9月、外出増で消費上向き(共同通信 2022年10月11日)
- 街角景気、2カ月連続で下落(共同通信 2022年8月8日)
- 街角景気、2カ月連続上昇(共同通信 2022年5月12日)
- 街角景気、2カ月連続悪化(共同通信 2022年3月8日)
- 街角景気、5カ月ぶりに悪化 過去2番目の下落幅に(共同通信 2022年2月8日)
関連項目
景気動向指数
景気動向指数とは 景気の現状を把握したり、将来を予測するために作成された指標のことです 基調判断は「改善」「足踏み」「局面変化」「悪化」「下げ止まり」の5つ 景気動向指数の種類 従来はDIを中心とした公表形態であったが、現在ではCIとDIの...
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