株サイト比較ナビ(株予想会社比較NAVI)とは?
株サイト比較ナビとは、どのようなサイトなのでしょうか?
サイトからの情報を引用して紹介しましょう
「株予想サイト比較NAVI(株サイト比較ナビは、以前株予想サイト比較NAVIという名前で運営していました)は、これ以上「投資情報詐欺」の被害者を増やさない為に設立した比較検証サイトです。」
引用:株サイト比較ナビ
ウェブサイトによれば、株サイト比較ナビは、投資情報詐欺の被害者を増やさない為、設立した比較検証サイトとのこと。
志は立派ですが、投資顧問サイトのレビューサイトは悪質サイトが多いとも聞きます。
果たして株サイト比較ナビは、信頼して良いサイトなのでしょうか?
株サイト比較ナビの検証結果
サイトを徹底検証しました。
結論から申し上げます。
株サイト比較ナビは、利用してはいけないサイトです。
その理由を以下に述べていきましょう。
株サイト比較ナビが信用できない4つの理由
理由① 不自然な口コミ
株サイト比較ナビは現在、Alpha AIとREGAIN(リゲイン)という銘柄選定ロボを宣伝しているように見えます(サイトには広告とは明記されていません)
正直言って一部のレビューサイト以外では耳にすることのないロボです。
その一般的に知名度の全くないロボに口コミが何と!100以上も投稿されているのです(2023年4月)
その口コミはほぼ100%ロボの素晴らしさを絶賛するものであり、実際に利用した第三者から投稿されたものである可能性は極めて低い。
もっと言ってしまえば、サイト運営者が意図的に操作していると思われるほど、不自然な口コミとなっているのです。
銘柄選定ロボに良い口コミが集中している一方で、投資顧問会社やアナリストなど、いわば同業他社には悪い口コミばかりが集中しています。
このコントラストも実に明確で「相対的に銘柄選定ロボを良く思わせるために口コミを操作しているのでは?」というのが率直な感想です。
理由② 無登録業者を優良評価してきた過去
いわゆる金融商品取引業を、財務局の登録を受けずに無登録で営業した場合、罰則は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する、となっています(金融商品取引法第197条の2)。
無登録営業を行った際には、、金融庁のホームページで公開されます。
株サイト比較ナビも現在「スリーエスジャパン」という無登録業者を例にあげてこのように主張しています。
まず大前提として、スリーエスジャパンは違法営業をしている投資顧問会社です。
本来であれば、投資顧問会社は金融庁から営業許可をもらう必要があります。
投資助言をするのに適した人材がいることを証明して初めて、ユーザーへの投資助言が許されます。
しかしスリーエスジャパンは、金融庁未認可のまま営業を行なっている状態です。
しかし株サイト比較ナビも過去には無登録業者を優良サイトとして認定してきたのです。
証拠をお出ししましょう。
こちらは株サイト比較ナビが2016年頃に優良評価していた6社です。
そしてその全てに無登録で金融商品取引業を行うものとして警告または行政処分が下されています。
要するに過去に無登録業者を優良評価してきたことを棚に上げて、現在では無登録業者を徹底的に叩いているのです。
理由③ 優良評価してきた投資顧問会社に行政処分
優良評価してきた無登録会社が軒並み警告されてしまった株サイト比較ナビは、2018年頃に方針転換します。
正式に登録認可され、金商登録された投資顧問会社を優良評価するようになったのです。
凡そ1,000近くある投資顧問会社の中で、優良評価していたのがわずか3社。
投資顧問ベストプランナー、TMJ投資顧問、雅投資顧問です。
そしてその3社全てに行政処分が下されました。
行政処分の原因は「著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為等」
関東財務局のウェブページから一部引用すると
実際には投資助言の実績がないにもかかわらず、助言を行った実績がある旨の当社広告記事を掲載。
実際には本件広告業務委託先が当社の助言実績を正確に反映することなく作成した当社広告記事を、集客効果を狙って、あたかも第三者によって投稿されたかのような外観を装った記事として掲載した。
とのこと。
個人投資家が投資顧問会社を選ぶ際に参考にしたいのは、やはりその会社にどれだけ実績があるかという点でしょう。
その助言実績を偽っていたのですから、行政処分もやむなしでしょう。
それにしても広告記事を掲載していた媒体とは、株サイト比較ナビのことなのでは??
理由④ PRする銘柄選定ロボにも無登録業者として警告が
優良評価していた投資顧問会社全てに行政処分が下され、株サイト比較ナビは、2020年頃再び方針転換します。
業者に優良認定することはやめ、トップページに宣伝したいと思われる銘柄選定ロボを目立つように表示。
その銘柄選定ロボに不自然な口コミが投稿され続けていることは、理由①で述べました。
そしてその銘柄選定ロボにも次から次へと無登録業者として警告が発せられているのです。
2018年から株サイト比較ナビ(以前は株予想会社比較NAVIという名前でしたが)をウォッチしてきた管理人としては、これまでの流れから現在(2023年10月)PRしているAlpha AIとREGAIN(リゲイン)にも警告が発せられる可能性が極めて高いと思わざるを得ません。
警告が発せられた後、銘柄選定ロボの販売ページは一旦閉鎖されることが多いですが、ほとぼりが冷めた頃に再び新たな販売ページを作成し、集客を再開するケースがあるので要注意です。
(2023年10月、話題株セレクトが新たな販売ページを作成しました)
株サイト比較ナビ(株予想会社比較NAVI)の評判
株サイト比較ナビは、集客したい業者をさも優良にみせるために、同業他社を悪徳認定し、サイト運営者という立場を利用し口コミをコントロールしてきました。
よって投資顧問会社を中心に投資関係者からの評判は、ものすごく悪いです。
ネットで見つけることができた「株サイト比較ナビ」と現在PRしている銘柄選定ロボの評判を一部引用して紹介したいと思います。
結論から申し上げます。
ここは、食べログやぐるなびの猿真似をして、あたかも公平な評価サイトを謳っていますが、実態は真逆です。
(中略)
「株予想サイト比較NAVI」では、検証した株サイト数を実に1890個と謳っています。
検証したサイト数が実に2000近いのに、優良と認定しているのがわずか3個で(笑)、残りはボロカスに酷評しています。
「食べログ」や「ぐるなび」で、高評価がわずか3店で、酷評が2000店なのと全く同じことで、現実的にありえないことです(笑)
株サイト比較ナビは悪徳サイトです。
悪徳サイトのくせして「情報サイトを利用した悪質な詐欺に気をつけて」とか「投資情報詐欺を増やしてはいけない」などと善人面して言っているのが腹立たしいです。
まとめて総括しますと、「株予想会社 比較NAVI」は、投資顧問ベストプランナー、TMJ投資顧問、雅投資顧問の3つのみを高評価とし絶賛する口コミを投稿(自演の可能性大) それ以外の100以上の投資顧問サイトには、悪態をついた口コミを投稿し、訪問したユーザーに悪い印象を与えることによって、例の3つの投資顧問サイトに誘導することを目的とした口コミサイトです
サイト名は伏せますが、リゲインの集客を行っている某口コミサイトは以前から投資界隈ではステマ行為で有名なサイトです。
一時期は、集客を行っていた投資顧問3社が立て続けに行政処分を受けるなど、かなり際どい行為をしていたが明らかになっています。引用:リゲイン(REGAIN)は胡散臭い株式投資AIツール?悪評判の理由を徹底解説
※無登録業者をステマするレビューサイトです
リゲインは、あの悪名高いTMJ投資顧問や話題株セレクトとのステマ口コミで問題視された怪しい口コミサイトにて、新たに宣伝が行われている株サイトです。
引用:リゲインの口コミから明らかになった利用者の本音
※無登録業者をステマするレビューサイトです
株サイト比較ナビの類似サイト
株サイト比較ナビの類似サイトが量産されています。
同じ銘柄選定ロボをPRし、良い口コミを集中投下させるという集客方法が同じなので、直ぐ見抜くことができます。
具体的には下記サイトになります。
- 口コミ株予想.net
- 株的中.com
- 投資顧問のウワサ
- 評判の投資系サイト
- 仕手株情報詐欺撲滅ナビ(更新停止か?)
など
当サイトの「投資顧問口コミサイトについて」という記事でもまとめてあるので、あわせてお読みください。
まとめ
株サイト比較ナビ(株予想会社比較NAVI)は、特定の業者にのみ良い口コミを集中させているレビューの公平性に乏しいサイトです。
これまでの経緯から判断すると、サイト側が宣伝している業者は、今後関東財務局から警告や行政処分が下される可能性が極めて高いです。
このサイトの情報を上手く活用する方法があるとしたら、株サイト比較ナビ(株予想会社比較NAVI)が宣伝している業者イコール「怪しい業者かも?」と逆指標的に利用することなのかもしれません。
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